女性の病気はライフステージにより、頻度も異なりますし、最適な治療法も変わってきます。
できるだけ患者さんの病状や生活状況等をくみ取りながら最適な治療法を提示します。妥当な治療選択肢が複数ある場合にはそれぞれのメリット、デメリットを丁寧に説明し、治療方針を患者さんとともに決定します。
ご挨拶
- 医師免許
- 札幌医科大学 医学博士
- 母体保護法指定医
- 日本産科婦人科学会専門医および指導医
- 日本臨床細胞学会細胞診専門医
- 日本婦人科腫瘍学会専門医および指導医
- 日本がん治療認定医機構 認定医
- 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
- 臨床遺伝専門医
- ベストドクター2014-2015/2016-2017/2018-2019/2020-2021
- 日本女性医学会暫定指導医
- 女性ヘルスケアアドバイザー
- da Vinci Robot Surgery surgeon’s Certification
- 北海道産婦人科医会 会長
- 札幌市産婦人科医会 会長
- 日本産科婦人科学会代議員
- 日本臨床細胞学会 評議員
- 日本婦人科腫瘍学会 代議員
- 日本臨床細胞学会 北海道支部理事
- 北海道産科婦人科学会理事
- 日本産科婦人科学会
- 日本婦人科腫瘍学会
- 日本周産期新生児医学会
- 日本産科婦人科内視鏡学会
- 日本臨床細胞学会
- 日本産婦人科手術学会
- 日本エンドメトリオージス学会
- 日本女性骨盤底医学会
- 日本人類遺伝学会
- 日本女性医学会
- 日本婦人科がん検診学会
- 1981年3月
- 旭川東高等学校卒業
- 1988年3月
- 札幌医科大学医学部卒業
- 1992年3月
- 札幌医科大学医学部大学院卒業
- 1992年4月-1994年3月
- 函館五陵郭病院
- 1994年4月-1996年12月
- セントルイス大学医学部分子ウイルス研究所
- 1997年1月-2001年4月
- 札幌医科大学医学部産婦人科学講座助手
- 2001年5月-2004年6月
- 札幌医科大学医学部産婦人科学講座講師
- 2004年7月
- NTT東日本札幌病院産婦人科部長
- 2009年4月
- 札幌医科大学医学部臨床教授
- 2017年7月
- 北海道大学医学部医学科臨床指導教授
- 2018年11月
- にしかわウイメンズヘルスクリニック開院
- 2019年4月
- 札幌市産婦人科医会会長
- 2024年4月
- 北海道産婦人科医会会長
- 子宮頸部細胞採取の手引き 日本婦人科がん検診学会編集 分担執筆 クバプロ 2019
- MEA マイクロ波子宮内膜アブレーションの臨床 メジカルビュー社 2018
- 最新産科婦人科 先端医療技術研究所 2017
- ヒトパピローマウイルス(HPV)感染と子宮頸がん 新編 ウイルスの今日的意味 臨床ウイルス学の観点から 医薬ジャーナル社 2012
- 病気の分子形態学 第2章 各論 婦人科の疾患「子宮頚癌」 学際企画 2011
- II. 子宮頸癌 子宮頸癌の診断 細胞診 子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌の診断と治療 −最新の研究動向− 日本臨床 2004
- 後膣壁形成術 尿失禁と性器脱の治療 メジカルビュー社 2003;180-183
- 婦人科腫瘍学 1 子宮頚部 婦人科臨床エビデンス メジカルビュー社 2003;358-371
- 膣式子宮筋腫核出術 産婦人科手術のコツ(日本産婦人科手術学会編) メジカルビュー社 2001;62-63
- 卵巣の類腫瘍性疾患. 新女性医学大系 1999;39:150-156.
- 2015年4月11日 第67回日本産科婦人科学会学術講演会(横浜) ランチョンセミナー19
過多月経に対するマイクロ波子宮内膜焼灼術(MEA)の実際 西川 鑑 - 2015年9月11日 第55回日本産科婦人科内視鏡学会(横浜) ランチョンセミナー10
QOLを考慮した子宮内膜症の治療戦略 −安全性と効率を意識した手術療法− 西川 鑑 - 2018年9月7日 第63回日本生殖医学会学術講演会・総会(旭川) ランチョンセミナー10
手術をする医者からみた子宮内膜症治療戦略 西川 鑑 - 2021年1月29日 第62回日本婦人科腫瘍学会学術講演会(仙台) 共催セミナー5
私の選択、AcuPulse™によるCO2レーザー蒸散術〜短期・長期予後データ解析結果より見えた新たな気づき〜 西川 鑑 - 2021年7月16日 第63回日本婦人科腫瘍学会学術講演会(大阪) ランチョンセミナー6
CO2レーザーによるCIN蒸散術 最新の知見:私のCO2レーザー蒸散術の最新治療成績 難治症例から学ぶpitfall and knack 西川 鑑
当院の特徴
多くの患者さんが、検査や治療で痛い思いをするのは嫌、手術はなるべく避けて薬で治したいと思っておられます。しかし、残念ながら子宮筋腫や子宮内膜症は外科的に切除しなければ根治はできない病気です。手術をしない場合は薬物療法になりますが、今では多くの有効な薬物を処方できるようになりました。
また、新しい薬の治験も可能な場合もあります。当院では、手術が必要な場合は患者さんに最適な手術を選択すること、患者さんが何度も手術を受けることがなくなるようにいろいろな薬を使うことで生涯にわたりサポートしてまいります。
閉経後では約半数の女性が腟・外陰部の不快症状を訴えているというデータがありますが、なかでも「かゆみ」「尿漏れ」「頻尿」が多い症状です。このような症状は「閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)」と定義されます。GSMに対しては女性ホルモンの局所投与、潤滑剤の塗布などによる治療があります。それでも改善しない場合は「炭酸ガスフラクショナルレーザー」による治療が有効です。
安心な出産のためには、出産前の健診がとても大切です。妊婦さんが安心な出産ができますように、当院にて妊婦健診も可能です。
分娩に関しましては当院では取り扱っておりませんので、ご希望の週数で連携する病院にご紹介いたします。
子宮頸がん検診の精密検査はコルポスコープを用いた生検で行います。
治療法の選択には正確な術前の診断が必要です。
子宮頸部異形成のリスク判定は生検した病理組織検査とヒトパピローマウィルスのタイプを考慮して行います。治療は円錐切除かレーザーによる蒸散術を行っています。とくにレーザー蒸散においては、これまで多くの経験があり、治療成績も学会・論文で発表しています。
クリニックではこれらの手術は日帰りで行っています。
クリニックには子宮鏡設備も有しています。
不妊や過多月経、不正出血の原因となる子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫の診断が、来院された日に可能です。子宮鏡を用いた手術はおなかに傷をつけることなく、ポリープや粘膜下筋腫を摘出することができます。
手術はNTT東日本札幌病院で行います。
当院スタッフ
院内設備
超音波診断装置
各診察室に最新の超音波診断装置を配置しています。放射線の被曝なしに子宮や卵巣の異常を調べることができます。妊娠時には赤ちゃんの発育や問題点の診断に役立ちます。
コルポスコープ
子宮頸がん検診の精密検査に使う器械です。子宮頸部を拡大鏡で観察し、疑わしい部位から小さな組織を採取し病理診断を行います。当院ではビデオスコープに接続されていますので、撮影した画像はカルテに取り込まれ記録することが可能なシステムを構築しています。
子宮鏡
細いファイバースコープを用いた子宮鏡を配備しています。痛みがなく子宮内の観察が可能で、子宮内の病気(ポリープや粘膜下筋腫など)を診断することが可能です。撮影した画像はカルテに取り込まれ保存可能ですので、経過観察にも役立ちます。
レーザー
小型の炭酸ガスレーザーを配備しています。これにより日帰り手術が可能です。いぼやコンジローマを焼却したり、子宮頸部異形成(CIN)の治療に使用します。
骨塩定量装置
コンパクトな骨塩定量装置を準備しています。女性は閉経後に骨塩が減少し骨粗鬆症のリスクが高くなります。定期的に骨塩をチェックし骨粗鬆症の予防、治療が可能です。
提携医療機関
病診連携
- NTT東日本札幌病院
- 札幌医科大学
- 東豊病院
分娩提携
- NTT東日本札幌病院
- 札幌西レディースクリニック
- JCHO北海道病院
- 天使病院
診療連携
- エムズレディースクリニック
- ルミネレディースクリニック
- まどかレディースクリニック
- エナ大通りクリニック
- 神谷レディースクリニック
- さっぽろARTクリニック
- EVEウィミンズクリニック
- 愛産婦人科
- 産科・婦人科ひなたクリニック
- 金山生殖医療クリニック
- レディースクリニックぬまのはた
- とまこまいレディースクリニック
- さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック
- おおしま内科胃腸科クリニック
- 大通こしやま内科消化器クリニック
- 岩澤クリニック
当院で取得している施設基準、加算に係る掲示
明細書発行体制等加算
領収書発行の際に、個別の診療報酬算定がわかる明細書を無料で発行しています。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方へ発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
*明細書の再発行はできませんのでご了承ください。
医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認について、下記の整備をおこなっております。
・オンライン資格確認を行う体制を有しております。
・薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用して診療を行っております。
また、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
*正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いします。
医療DX推進体制整備加算
当院では、オンライン資格確認を行う体制を有しています。
マイナ保険証の利用を通じて患者さまの医療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めてまいりますので、マイナ保険証を積極的にご利用ください。
電子処方箋(2025年3月までに導入予定)・電子カルテ共有サービス(2026年までに導入予定)などの取り組みを実施してまいります。
ベースアップ評価料
当院では、2024年6月施行の診療報酬改定により「ベースアップ評価料」を算定し、その一部を患者様にご負担頂いております。
本評価料は医療従事者の処遇改善にその全額を充当することにより、物価高騰の中、医療従事者が安心して職務に従事することを目的としております。
何卒、ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます