女性の病気はライフステージにより、頻度も異なりますし、最適な治療法も変わってきます。
できるだけ患者さんの病状や生活状況等をくみ取りながら最適な治療法を提示します。妥当な治療選択肢が複数ある場合にはそれぞれのメリット、デメリットを丁寧に説明し、治療方針を患者さんとともに決定します。

女性の病気はライフステージにより、頻度も異なりますし、最適な治療法も変わってきます。
できるだけ患者さんの病状や生活状況等をくみ取りながら最適な治療法を提示します。妥当な治療選択肢が複数ある場合にはそれぞれのメリット、デメリットを丁寧に説明し、治療方針を患者さんとともに決定します。
多くの患者さんが、検査や治療で痛い思いをするのは嫌、手術はなるべく避けて薬で治したいと思っておられます。しかし、残念ながら子宮筋腫や子宮内膜症は外科的に切除しなければ根治はできない病気です。手術をしない場合は薬物療法になりますが、今では多くの有効な薬物を処方できるようになりました。
また、新しい薬の治験も可能な場合もあります。当院では、手術が必要な場合は患者さんに最適な手術を選択すること、患者さんが何度も手術を受けることがなくなるようにいろいろな薬を使うことで生涯にわたりサポートしてまいります。
閉経後では約半数の女性が腟・外陰部の不快症状を訴えているというデータがありますが、なかでも「かゆみ」「尿漏れ」「頻尿」が多い症状です。このような症状は「閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)」と定義されます。GSMに対しては女性ホルモンの局所投与、潤滑剤の塗布などによる治療があります。それでも改善しない場合は「炭酸ガスフラクショナルレーザー」による治療が有効です。
安心な出産のためには、出産前の健診がとても大切です。妊婦さんが安心な出産ができますように、当院にて妊婦健診も可能です。
分娩に関しましては当院では取り扱っておりませんので、ご希望の週数で連携する病院にご紹介いたします。
子宮頸がん検診の精密検査はコルポスコープを用いた生検で行います。
治療法の選択には正確な術前の診断が必要です。
子宮頸部異形成のリスク判定は生検した病理組織検査とヒトパピローマウィルスのタイプを考慮して行います。治療は円錐切除かレーザーによる蒸散術を行っています。とくにレーザー蒸散においては、これまで多くの経験があり、治療成績も学会・論文で発表しています。
クリニックではこれらの手術は日帰りで行っています。
クリニックには子宮鏡設備も有しています。
不妊や過多月経、不正出血の原因となる子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫の診断が、来院された日に可能です。子宮鏡を用いた手術はおなかに傷をつけることなく、ポリープや粘膜下筋腫を摘出することができます。
手術はNTT東日本札幌病院で行います。
各診察室に最新の超音波診断装置を配置しています。放射線の被曝なしに子宮や卵巣の異常を調べることができます。妊娠時には赤ちゃんの発育や問題点の診断に役立ちます。
子宮頸がん検診の精密検査に使う器械です。子宮頸部を拡大鏡で観察し、疑わしい部位から小さな組織を採取し病理診断を行います。当院ではビデオスコープに接続されていますので、撮影した画像はカルテに取り込まれ記録することが可能なシステムを構築しています。
細いファイバースコープを用いた子宮鏡を配備しています。痛みがなく子宮内の観察が可能で、子宮内の病気(ポリープや粘膜下筋腫など)を診断することが可能です。撮影した画像はカルテに取り込まれ保存可能ですので、経過観察にも役立ちます。
小型の炭酸ガスレーザーを配備しています。これにより日帰り手術が可能です。いぼやコンジローマを焼却したり、子宮頸部異形成(CIN)の治療に使用します。
コンパクトな骨塩定量装置を準備しています。女性は閉経後に骨塩が減少し骨粗鬆症のリスクが高くなります。定期的に骨塩をチェックし骨粗鬆症の予防、治療が可能です。
領収書発行の際に、個別の診療報酬算定がわかる明細書を無料で発行しています。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方へ発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
*明細書の再発行はできませんのでご了承ください。
当院はオンライン資格確認について、下記の整備をおこなっております。
・オンライン資格確認を行う体制を有しております。
・薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用して診療を行っております。
また、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
*正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いします。
当院では、オンライン資格確認を行う体制を有しています。
マイナ保険証の利用を通じて患者さまの医療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めてまいりますので、マイナ保険証を積極的にご利用ください。
電子処方箋(2025年3月までに導入予定)・電子カルテ共有サービス(2026年までに導入予定)などの取り組みを実施してまいります。
当院では、2024年6月施行の診療報酬改定により「ベースアップ評価料」を算定し、その一部を患者様にご負担頂いております。
本評価料は医療従事者の処遇改善にその全額を充当することにより、物価高騰の中、医療従事者が安心して職務に従事することを目的としております。
何卒、ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます