本日6月4日は第20回北海道生殖医療カンファレンスで、月経困難症のヘルスケアー思春期から周閉経期までーと言うテーマで講演をします。月経困難症は、子宮内膜症や子宮筋腫といった原因疾患があることが多く、器質性月経困難症と言われています。これらは女性の生涯を通じて健康の問題に関係する疾患です。月経中の痛みだけではなく、動脈硬化や卵巣癌、骨粗鬆症、妊娠・出産の合併症、不妊など女性の生涯の健康問題に関わっています。痛みだけだからと放置しないで適切な薬物療法を行うことで、健康寿命も伸びると考えられています。今回の公演では当院のデータをまとめてみました。当院でも若年女性だけではくて、中高年でも月経困難のため通院している女性が多くいることがよくわかりました。
月経困難症のヘルスケアー思春期から周閉経期までー
2024.06.04 UP