早いもので9月になってしましました。9月は、ひとつ重要なことがあるのです。子宮頸がんを予防するHPVワクチンの定期接種をうちそびれた女性の救済措置として現在行なっているキャッチアップ接種が実質上締切になるということです。9月中に1回目を接種しないと、3回接種が3月の制度終了に間に合わないのです。対象は、平成9年度~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方です。これまで対象の年齢の方には声をかけて、クリニックないではほとんどが接種している状態になっています。しかし、全体的にはまだまだです。医科大学とか一般病院のなかでは、対象の職員に接種をすることが広まっています。今回、附属病院をもっていない札幌保険医療大学で、大学内での接種が可能になりました。こうした働きかけ、準備には時間がかかるのですが、札幌保険医療大学では学長はじめ職員皆様のご尽力で集団接種ができるようになりました。