誰でも、生理痛はあるんだから大丈夫。そのくらいの痛みなら痛み止め飲んで我慢したらいい。など、よく聞きますよね。生理痛や生理に関係する体調不良によりアスリートの成績も影響を受けることがわかっています。何でもないと思ってた生理痛の原因が子宮内膜症や子宮筋腫のこともあります。たとえ、今は病気が見つからなくても、生理痛がひどい場合は何年か経ってから子宮内膜症が見つかることが多いことも研究からあきらかになっています。現在では低容量ピルを使うことで、生理痛を和らげたり、生理の時期をずらす、あるいは回数を減らす事が可能です。それは、女性アスリートの成績向上や将来の子宮内膜症の予防にもつながります。 生理痛がある方は、何でもないとは思わずに一度婦人科を受診してみてください。