生理痛のある女性の割合についての研究は16%~90%と幅があります。そのなかで最も信頼できそうな頻度はおおよそ75%と考えられます。この図に示したデータはスウェーデンで19歳の女性を調べたものです。約4分の3の女性が生理痛があると答えています。程度に関しては、軽度:薬はほとんど必要ないし仕事にも影響しない。中等度:薬が必要、仕事にも影響がある。高度:薬が効かない、仕事に支障がある。という分類です。
15%の女性が、薬が効かず、仕事に支障がでるほどの生理痛があるということです。
適切に治療することが、個人にとっても社会にとっても重要だと考えます。