風疹抗体検査・予防接種についてのお知らせです。
札幌市から昭和37年から昭和54年に生まれた男性にも、風疹抗体検査と予防接種を公費で受けることができるというお知らせが届きました。当院でも公費の検査が可能です。ご希望の方はホームページあるいは電話でご予約ください。
最初の図は2005年から2015年までのNTT東日本札幌病院で出産した約5000人のデータです。全体の17%で風疹抗体価が低く、産後に風疹ワクチンを接種しなければなりませんでした。風疹抗体価を妊婦の年齢別に検討したものがこの図ですが、若い妊婦さんほど風疹抗体価が低い方が多いです。最近、度々先天風疹症候群の話が報道されていますが、妊娠初期に妊婦が風疹に感染すると赤ちゃんが聴覚障害などをおこす先天風疹症候群にかかることがあります。
妊娠する前にワクチンを接種することで、先天風疹症候群を予防できますが、先ほど述べましたように現在の日本では17%程度の妊婦さんは抗体を持っていないため風疹にかかりやすい状態です。そこに、ワクチンを接種していない男性やお子さんから風疹の流行が始まると妊婦さんが風疹にかかる可能性が高くなるわけです。風疹の流行を防ぐためには、妊娠前に女性がワクチンを接種するだけではなく、周りの人間も風疹に対する免疫を持っていることが必要です。これは、集団免疫と言っていろいろな感染症の予防のために重要と考えられています。
日本では2020年までに風疹を撲滅しようという目標があります。人ごととは考えずに、抗体検査、予防接種を受けて風疹撲滅運動に参加しましょう。
妊娠を希望している女性、または妊婦の配偶者の方にに対する、風疹抗体検査の助成はこちら。
https://www.city.sapporo.jp/eisei/kenshin/rubella.html
男性に対する風疹抗体検査を予防接種に関するホームページはこちらです。
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/huusinnotuikatekitaisakunituite.html