にしかわウイメンズヘルスクリニック

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女性の美と健康についての講演をします

2020.01.14

来たる1月25日にクリニックのビルにで「健康セミナー」が開催されます。私が13:00から「産婦人科医の考える女性の美と健康」というテーマで講演させていただきます。お時間のある方は是非お聞きください。

明けましておめでとうございます

2020.01.05

明けましておめでとうございます。正月休みも終わり、明日は手術始めです。クリニックの診療は明後日、7日から開始いたします。今年もよろしくお願いします。

令和元年最後の診療日です

2019.12.28

令和元年の診療も本日が最終日となりました。まだ、午後の診療が残ってますが、今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

Merry Christmas!

2019.12.24

Merry Christmas!  例年、師走というくらいに忙しいですが、合間を見て大掃除を始めました。年内は28日まで、通常通り診療しています。

遺伝の学会で長崎へ

2019.12.19


こんにちは。認定遺伝カウンセラーの鷹巣です。

月日が経つのは早いものでもうすぐ今年も終わりですね。先日人類遺伝学会に参加するため長崎に行ってきたのですが、ふと気づけばもう1ヶ月経過しておりました。

資格を取るために勉強で参加していた時には全く意味不明の言語にしか聞こえなかったものが年々興味深く聞けるようになり、今回は巷では新型出生前診断と呼ばれているNIPT(母体血を用いた出生前遺伝学的検査)の動向についての情報を収集してきました。

現在のところ新型出生前診断(以下NIPT)は日本医学会が認定した施設のみで実施されることになっています。条件が厳しいことから認定施設はほぼ大学病院となっているため、検査を受けるには必然的に平日の日中に時間を作らなければなりません。また検査の前後にご夫婦揃っての遺伝カウンセリングを受ける必要があり、このことも検査を受けるハードルを高くしています。

NIPTは妊婦さんからの採血のみでできる出生前診断であるため、検査自体は手軽で簡単です。また、おなかに針を刺すわけでもないので流産のリスクもありません。ですが簡単に受けられるからこそ、この検査はどういうものなのか、何がわかって何がわからないのか、実際のご自身のリスクや陽性の結果が出た時にどうするのか等検査を受けることについて正しい情報を元に事前にしっかり考えていただきたいと思っています。遺伝カウンセリングとはそういった場であり、当院でも遺伝カウンセリングの後にやはり何の検査もしないという結論に至るご夫婦もいらっしゃいます。

当院では現在のところNIPTを受けることはできませんが、出生前診断全般についてのご相談は受付けております。不安なことがあればぜひお気軽にご相談ください。

写真は学会に行った時に平和記念公園で撮ったものです。爆心地に塔も建てられていましたが、ぐっと迫るものがあり写真には納められませんでした。これが命の重みなのでしょうか。

北海道にいるとこういったものに触れる機会が少ないのですが、長崎では景色の中に自然に溶け込んでいて、普通に自転車で横切る子どもや買い物袋を下げた女性などが夕焼けと相まってそれもまた素敵な光景でした。

年末年始の診療のおしらせ

2019.12.19

 

年末は12月28日まで通常診療です。

年始は1月7日より診療いたしますので、よろしくお願いします。

子宮頸がんのはなし②:がん検診について

2019.12.05

子宮頸がんの検診について書きます。子宮頸がんの早期発見にはがん検診が一番よい方法です。

早期発見のきっかけは、このグラフにあるように半分以上ががん検診になってます。その他の症状は癌自体の症状ではなくてたまたまあった不正出血で受診とかの場合が多いです。他の臓器の癌とは異なり、子宮頸がんには前がん病変と言われる病気があります。これを見つける事が、子宮頸がん検診の大きな役目です。この前がん病変は「異形成」とか「異型上皮」と呼ばれる病気です。英語では「CIN」と呼ばれます。この異形成、CINは3段階に分類されています。後から詳しく書こうと思いますが、子宮頸部の細胞にヒトパピローマウイルス(HPV)が持続感染することで、正常の細胞が異形成の細胞に変化し、それが軽度、中等度、高度異形成(CIN1→CIN2→CIN3)と進行し癌になってしまいます。異形成の時点では症状をだすことはありません。検診で見つけるしかないわけです。

がん検診は細胞診という方法で行います。子宮の入り口を擦って細胞を採取し、それを顕微鏡で細胞検査士がみて異常細胞を発見するのです。最近はHPVの検査を検診に用いるようにもなってきました。

このがん検診は、スクリーニングで多くの方から異常を見つける方法です。まず、このスクリーニング検査で異常が見つかれば、精密検査に回ります。こちらは組織を調べる検査で、擦って採取した細胞を見るのでなく、生検した小さな組織を病理検査に提出します。生検するためには、疑わしい部位を見つけてそこから組織を採取します。そのためには「コルポスコープ」という機械を使います。この検査方法を「コルポスコピー」と呼びます。

細胞診のことは一次検診と呼ばれ、その精密検査がコルポスコピーで二次検診と呼ばれます。

子宮頚がんのはなし

2019.11.13

今日は子宮頚がんの事を書こうと思います。私が、医者になって最初の受け持ちに若い子宮頚がんを患った女性がいました。彼女は不妊治療のため大学を受診した際の検診で子宮頚がんが見つかりました。不幸にも進行していたため、子宮を摘出せざるをえませんでした。残念なことに、手術をしても癌の進行は止めることができず、転移した癌の治療のために入院していました。当時としては新しい治療をいくつも試しましたが、効なくみんなの願いがかなわず亡くなりました。意識がなくなる前に主治医チームの一番下で働いていた私に震える手で手紙を書いてくれたことを昨日の出来事のように思い出します。30年経った今でも、子宮頚がんは若い女性の命を奪う恐ろしい病気です。その後、私は大学院で子宮頚がんとヒトパピローマウイルス(HPV)の研究を行い、医学博士を取得しました。当時は子宮頚がんとHPVの関係がどんどん明らかにされていって、研究者としてはエキサイティングな毎日でした。ワクチンができて子宮頚がんが予防できるようになるなんて、その頃は夢にも思いませんでした。しかし、科学の進歩はめざましく、HPVワクチンが臨床応用され、今では子宮頚がん撲滅も夢ではない世の中になりました。日本では、残念ながらワクチン接種が止まっています。これから少しずつ、子宮頸がんの話、HPVの話を書いていこうと思います。

11月1日で満1歳になりました

2019.11.05

お陰様で開院1周年を迎えることができました。11月1日には円山の隠れ家的レストランでお祝いをしました。お店からも大きなケーキのお祝いが。クリニックにはお花も届いて、開院時のまるで花屋さんのようだったことが思い出されました。巨大なスイートポテトもいただき胸がいっぱいです。これからも一歩ずつ前進していこうと思います。どうかよろしくお願いいたします。

遺伝カウンセリングとは??

2019.11.02

前回は認定遺伝カウンセラーという希少生物(?)についてお話ししました.今回は遺伝カウンセリングについて少しお話ししたいと思います.

遺伝カウンセリングは遺伝性疾患に関する悩みを抱える当事者に対する医療行為の1つである,とウィキペディアに記載されています.具体的にはどのような方々が対象になるのでしょうか.

遺伝性疾患が注目されるようになったのはアンジェリーナジョリーがまだ病変のない乳房を切除したというニュースでした.皆さんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか.遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)という疾患です.アンジェリーナは自身の母が若年で乳がんで亡くなったことにより疾患に関係する遺伝子の変化を調べました.そして将来乳がんになるリスクが高いと分かったことが乳房切除のきっかけとなり,最終的にはがんのリスクの高い卵巣の切除も行っています.

このように親,兄弟,配偶者などが遺伝性疾患を持っていて本人もしくは自分の子が同じ疾患にかかるかどうか心配,という人以外にも高齢妊娠のため胎児への影響を心配している人(出生前診断など)や何度も流産を繰り返す習慣性流産の人なども遺伝カウンセリングの対象になり得ます.

遺伝子の変化は大なり小なり合わせると誰もが必ず持ち合わせているものです.全てが疾患の原因になるものとは限らず,本人にも自身のお子さんにも何の影響ももたらさないものや,予め知っておけば病気の早期発見に結びつくようなもの,治療方針の決定を左右するものまで様々です.

今はちょっとネットで調べれば様々な情報が手に入りますが真偽の程を判断するのはとても難しいことです.当院では出生前診断のカウンセリングを行っておりますが,その他心配なこと不安なことがあればぜひお声掛けください.臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラーの知恵を結集し,誠心誠意対応いたします.

にしかわウイメンズヘルスクリニック

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