にしかわウイメンズヘルスクリニック

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日本で平均1日8人の女性が死亡する原因のウイルス

2020.05.10

「日本で平均1日8人の女性が死亡する原因のウイルス」、これは新型コロナウイルスのことではありません。ヒトパピローマウイルス(HPV)の事です。HPVは子宮頸がんの原因ウイルスです。子宮頸がんにより今でも1年間に3000人近くの女性が日本で亡くなっています。1日に換算すると約8人になるわけです。かといって、コロナウイルスのように、感染してから2週間以内に発症して、場合によっては急変もするのとは異なり、HPVは感染してから癌になるまでは、何年もの時間がかかります。その間に、がん検診で見つける事ができるので、命に関わるような癌になる前に、見つけて治療をすることができます。それと、コロナウイルスは、まだワクチンが開発されていないのでワクチンによる予防ができませんが、HPVのワクチンはすでに開発されており、世界的には子宮頸がんの発生が減少してきています。日本ではHPVワクチンの接種が滞っていますが、現在でも公費による定期接種は行われています。札幌市内にお住まいの小学校6年生から 高校1年生の年齢に相当する女子 が対象となっています。詳しくは「健康さっぽろ」に掲載されていますので、是非読んでみてください。https://www.spmed.jp/11_shimin/kenko_pdf/kenkosapporo_043.pdf

 

 

クリニックにおける新型コロナウイルス感染対策について

2020.05.10

Stay Homeの間に桜も終わってしまいましたね。クリニック内ではできる限りの感染予防策を行っています。受診される患者さまには必ずマスクの着用をお願いしていますので、ご協力お願いいたします。入り口のマットは定期的に消毒液を噴霧し、ドアノブは頻繁に消毒液をつかい清拭しています。室内の換気も定期的におこなっています。待合室、診察室の加湿器には次亜塩素酸水を使用し空間除菌を行っています。受付には感染ガードのアクリル板がもうじき装備される予定です。スタッフはマスクを着用しておりますが、採血などの処置の際にはゴーグルを着用させていただきます。もちろん、頻繁に手指消毒を実行しています。少しでも、不安な気持ちが和らぎますように努力しております。発熱などの症状がある場合は受診前に電話でご相談ください。また、オンライン診療にも対応予定ですので、少々お待ちください。

LINEのなりすましアカウントにつて

2020.05.01

本日、問い合わせがありました。「にしかわウイメンズヘルスクリニック」というLINEのアカウントから深夜にメッセージがあったそうです。当院および関係者はLINEで「にしかわウイメンズヘルスクリニック」という名称のアカウントは取得しておりません。なりすました偽アカウントです。当院とは一切関係はございません。現在、詳細を確認中です。

無観客試合(講義)をしてきました

2020.04.23

今日は大学に講義に行ってきました。年に1回の講義です。このコロナ感染予防のため目の前の学生はゼロ。今はやりのzoomによる講義でした。学生からの反応を確かめる事ができず、淡々と90分しゃべってきました。終盤で出席代わりの投票としてもらうと、目には見えないけど100人の学生が聞いていました。喉は枯れましたが、ちょっと満足。オンライン講義も悪くないな。

新しいレーザー機器が搬入されました

2020.04.13

高出力、高機能のレーザー装置がクリニックに導入されました。これまでの機種よりハイパワーであることと、コルポスコープに取り付けて、子宮頸部の病巣をコルポスコープで観察しながら蒸散することが可能になりました。子宮頸部異形成に対する治療のみならず、尖圭コンジローマ、バルトリン腺嚢胞、皮下腫瘍、いぼの治療などで力を発揮します。

4月25日(土)休診のお知らせ

2020.04.02

4月25日(土)は、学会参加のため休診とさせていただきます。感染予防のためWEB参加ですが、オンタイムで研修させていただきますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスに対する対応

2020.03.31

画像は札幌市医師会からのお知らせです。当クリニック内では感染予防として、手洗いの徹底、マスク着用を行っております。空間除菌の効果についてはエビデンスは乏しいようですが、できることはやっておこうと加湿器内に次亜塩素酸水を入れております。ドアノブその他、手の触れる部分は頻繁に消毒をしております。心配ごとが多い中、少しでも安心して受診ください。

特注ケーキ頂きました!

2020.03.10

やっぱり甘いものは幸せにしてくれます。コロナウイルスもぶっ飛ばしたいですね。ありがとうございました。

ゴムの木とマスクと健康

2020.02.29

世の中は新型コロナウイルスの話ばかりで、なんとなく鬱々してきます。マスクが手に入らずパニックになっているようですが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の勧告では健康な人はマスクをする必要はないとされています。https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html

コロナウイルスはもちろん心配ですが、もう一つ今朝心配事が増えました。開院の際に頂いた観葉植物達ですが、実は名前も知らず、世話をしていました。スマホのアプリで植物の写真を撮ると名前と世話の仕方などなど情報が出てくるというモノを見つけ、それぞれの名前が判明しました。写真はゴムの木(これぐらいは知っていましたが)、今朝、3枚も葉が落ちてしましました。ゴムの木は日光を好むと言うことなので、あわてて日当たりの良い窓際に引っ越ししました。

 

ゴムの木同様、人間も自由に外の空気を気兼ねなく吸いたいものですね。

子宮頸がんのはなし③:精密検査(コルポスコピー)について

2020.02.06

子宮頸がん検診というのは、子宮頚部をこすって細胞を採取する「細胞診」という方法で行います。これはスクリーニングとよばれ、簡単に多くの人々から「がん」や前がん状態である「異形成」を見つけることができます。「細胞診」で異常が出たからと言って、必ずしも「がん」というわけではありません。この細胞診によるスクリーニングで精密検査が必要とされた場合の検査が、コルポスコピーです。写真の顕微鏡みたいのがコルポスコープという器械です。拡大鏡で子宮頸部を観察し、病変の部分の組織を生検することで、「がん」や「異形成」を診断します。当院では拡大像をディスプレイに映して患者さんにもみていただくことができます。診断がついた異形成で治療が必要な場合はレーザー治療をおこないます。写真のくまちゃんをコルポスコープで観察すると左側のディスプレイに拡大されたくまちゃんの顔が写るわけです。鼻に緑のスポットが見えますが、これがレーザー治療する時のガイドビームです。病気の部分をこのように焼灼するのです。

にしかわウイメンズヘルスクリニック

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