一般産婦人科医ができる安全で効果的な不妊治療
2019.04.19

名古屋で開催された日本産科婦人科学会に参加してきました。日本で一番大きな産婦人科医が集まる学会です。写真は名古屋名物の台湾ラーメン。辛いです。毎年、なにか新しいことを学ぶこと、これまでの知識を整理することができて、とても明日からの臨床に役立ちます。今回の学会で勉強になったことのひとつに埼玉医大の高井先生の上記タイトルのセミナーがありました。不妊治療の最終的な手段は体外受精になりますが、不妊患者さんのすべてが体外受精が必要になる訳ではなく、予測される妊娠率を評価することで、ハイリスクの場合はすぐに不妊治療専門施設を紹介し、そうでない場合は一般産婦人科施設で治療を開始しようという話です。
休診のお知らせ
2019.04.12
明日、4月13日(土)は日本産科婦人科学会出席のため、休診とさせていただきます。
ランチョンセミナー「ウイメンズヘルスと女性ホルモンーエクオールの可能性ー」
2019.04.10

4月27日に開催される北海道看護研究学会のランチョンセミナーで「ウイメンズヘルスと女性ホルモンーエクオールの可能性ー」と題した講演をする予定です。女性のライフステージを考えると様々ま場面で女性ホルモンが密接に関わっています。女性ホルモンと上手につきあい、コントロールすることや補充することで、健やかな生活が可能になるというお話です。働く女性にとっては、月経の問題(月経困難症、月経前症候群)や更年期障害は仕事の妨げになりかねません。また、閉経後の健康管理においてはホルモン補充療法や大豆イソフラボン(エクオール)の役割が重要です。
新しい子宮筋腫の治療薬が発売されました
2019.04.07

桜が満開の東京へ、新しい子宮筋腫の治療薬の発売記念講演会に出席してきました。新しいアイテムが増えたので、今後の子宮筋腫の治療に役立ちます。詳しくはHPの「女性の健康」のページに掲載します。写真は赤坂の「スペイン坂」です。ホテルを挟んで隣の坂は「桜坂」でした。なんだかうれしい。札幌の桜が待ち遠しいですね。
月経困難症(生理痛)の頻度と重症度について
2019.03.30

生理痛のある女性の割合についての研究は16%~90%と幅があります。そのなかで最も信頼できそうな頻度はおおよそ75%と考えられます。この図に示したデータはスウェーデンで19歳の女性を調べたものです。約4分の3の女性が生理痛があると答えています。程度に関しては、軽度:薬はほとんど必要ないし仕事にも影響しない。中等度:薬が必要、仕事にも影響がある。高度:薬が効かない、仕事に支障がある。という分類です。
15%の女性が、薬が効かず、仕事に支障がでるほどの生理痛があるということです。
適切に治療することが、個人にとっても社会にとっても重要だと考えます。
地下鉄西11丁目の駅周辺案内板にクリニックの案内が掲載されました
2019.03.29

地下鉄西11丁目の駅周辺案内板にクリニックの案内が掲載されました。ちょっと目立ってませんね(苦笑)クリニックは地下鉄西11丁目からも西18丁目からも同じくらいの距離です。一番近いのは市電西15丁目駅で、すぐ目の前です。完全予約制ですが、空きがあれば当日でも予約診療可能です。ホームページからご予約ください。お電話でも対応可能です。
JCHO北海道病院と産科セミオープン医療機関登録を結びました
2019.03.15

JCHO北海道病院と産科セミオープン医療機関登録を結びました。JCHO北海道病院さんで分娩を希望される妊婦さんは妊娠24週まで当クリニックで妊婦健診可能です。
子宮筋腫の薬物治療
2019.03.14

子宮筋腫は女性の3人に一人が持っていると言われるくらい身近な病気です。今日は子宮筋腫についての講演のため、新しくスライドを作って準備していますので、その一部を紹介します。
子宮筋腫の症状は、生理の量が多い事(過多月経)や筋腫が大きくなることによる圧迫症状がメインです。生理の出血がひどく、貧血が重症化し緊急手術が必要になることもあります。
子宮筋腫を完治させるには、手術が必要ですが、なるべく何度も手術を受ける事がないように、ライフステージを考えて治療することが大切です。今回は、手術の話は置いておいて、薬による治療について目的に応じた分類を考えてみました。
(目的1:手術をしないで済むように。)なるべく症状を抑えて生活できるよう、薬により長期間症状の緩和を目指します。具体的には、鉄剤や鎮痛剤などの対症療法、低容量ピルなどが挙げられます。
(目的2:手術前の準備のため。)腹腔鏡手術の前には、筋腫をなるべく小さくすることで、手術時間、出血量などを少なくできます。このためには、偽閉経療法といって、月経を止める治療を行います。
(目的3:急場しのぎでなんとかしよう。)貧血がひどくて、日常生活がままならない。月経の出血が止まらない。など、緊急を要する事態になることもあります。こうした場合は従来、偽閉経療法で用いる薬やホルモンによる止血剤を使用してきました。偽閉経療法で用いる薬は、使用後、一度月経が来てしまうので心配です。ホルモンによる止血では血栓のリスクがあり心配があります。最近、認可された薬は、そのような心配がなく有効かもしれません。
今回は、子宮筋腫の治療で使う薬を目的により分類するつもりで記事を書きました。子宮筋腫は、大きさ、数、部位も千差万別ですが、患者さんの状況(ライフステージ)も一人一人異なっています。どんな治療が良いかは、主治医とよく相談することが大切です。
休診のお知らせ
2019.03.08
4月13日(土)は学会出席のため休診させていただきます。
生理痛だから大丈夫って本当?
2019.03.07

誰でも、生理痛はあるんだから大丈夫。そのくらいの痛みなら痛み止め飲んで我慢したらいい。など、よく聞きますよね。生理痛や生理に関係する体調不良によりアスリートの成績も影響を受けることがわかっています。何でもないと思ってた生理痛の原因が子宮内膜症や子宮筋腫のこともあります。たとえ、今は病気が見つからなくても、生理痛がひどい場合は何年か経ってから子宮内膜症が見つかることが多いことも研究からあきらかになっています。現在では低容量ピルを使うことで、生理痛を和らげたり、生理の時期をずらす、あるいは回数を減らす事が可能です。それは、女性アスリートの成績向上や将来の子宮内膜症の予防にもつながります。 生理痛がある方は、何でもないとは思わずに一度婦人科を受診してみてください。